収穫祭
館長コラム
2019.10.02
令和元年10月号 収穫祭
昭和半ばの時代、町内の秋祭りは10月15日でした。小中学校は休みでそれぞれの神社の祭りを楽しみ、そして翌16日は小中学校合同大運動会で昼休みに家族と一緒に前日と同じごちそうを食べるのが楽しみでした。この地域の多くの家が農家で稲の収穫、二毛作の麦の種まきと忙しい時季でも、この2日間だけは皆も休息の時だったように憶えています。今では農業も機械化され随分楽になりましたが、収穫の喜びと秋祭り、運動会などの楽しみは昔ながらで変わりありません。令和元年の今年は宮中で10月に即位の礼、11月には大嘗祭が行われ、これら宮中行事に合わせて全国の神社で国の慶事を寿ぐことになります。町内の各神社においても秋祭りに合わせてこの行事が行われます。私たちのまちづくり農園では10月12日に年間最大行事のサツマイモの収穫祭を予定しています。5月に1500本の苗を植えてから多くの人に見守られながら立派に育ちました。収穫の喜びを皆で分かち合うため、多くの皆さんの参加をお待ちしています。
(N)