初霜
館長コラム
2019.11.05
令和元年11月号
初霜
百舌鳥(モズ)の初鳴き七十五日、百舌鳥は秋になると高鳴きをして縄張りを確保します。八月の終わりから九月の初めにかけて、キチキチキチと初鳴きをしてから七十五日後に初霜が降りると言われています。この初鳴きも温暖化の影響で年々少しずつ遅くなってきているとも言われ、初霜もだんだん遅くなっているかもしれません。十一月に入り、霜が降りる冬の季節になりました。長期予報によれば今年の冬は、晴れの日が多く平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、気温は平年並みもしくは少し高めという予報がでています。最近この地域で大雪が降ることはほとんどなくなり、雪遊びを楽しんだ子どもたちも少なくなりました。子どもは雪が大好きで雪の中で元気よく遊んだものです。雪が降らなくても霜は毎日のように降ります。これからの寒い季節、登下校する小中高校生たちの元気な姿を地域のみんなが心から応援します。百舌鳥たちも高い木の上で元気に鳴き続けます。私たちも冬に向けて寒さに負けず元気に活動を続けたいものです。
(N)