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水無月


2020.06.02

令和2年6月号 

水無月

 水無月

農耕民族であった日本人は、四季の移り変わりを敏感に感じ取り、農作業の目安としてきました。季節を正確に知ることは、たとえば「種まきに最適な時期はもうそろそろ?」など、必要な情報を得るために必要なことでした。
6月は『水無月』、水無月とは?旧暦では梅雨が明けて天からの水が無くなる月だから。田に水を張る水の月だからなどが由来とされているそうです。これは旧暦によるもので、本格的な梅雨の季節はこれから迎えます。
今年の梅雨は平年より少し遅いと予想されています。梅雨は田畑に潤いをもたらす恵みの雨と同時に、大雨による災害をもたらす災いの雨となることもあります。
6月は古くから「衣替え」の時期でもあります。「衣替え」は古く平安時代からの宮中行事がルーツとなる習慣でした。最近は「クールビズ」の普及により「衣替え」との言葉が死語になりつつあるのでは?地球温暖化とともに伝統的な習慣が消えていくのであれば寂しい限りです。

 (M)


  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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