如月
館長コラム
2021.02.03
令和3年2月号
如月
2月は「如月(きさらぎ)」、立春を迎えるこの季節ですが寒さ厳しい日々が続きます。寒さのため着物を重ね着することから「衣更着」、その一方で春を感じる季節の到来から「気更来」など諸説あります。季節は初春。
2月のしきたりで、今年は2日が節分。古く奈良時代に始まり、平安時代に宮廷の行事として行われたそうです。豆は「魔目」、豆を炒って使うしきたりは「魔目を射る」。「魔」とは「鬼」と言われているようです。今年の鬼はコロナ、「鬼は外」「福は内」こんな掛け声が各家庭から聞こえてくるのでしょうか。節分の豆まきでコロナを退治しましょう。
昨年はコロナ禍の中、3月の「うえるかむすぷりんぐコンサート」から多くのまちづくり事業、公民館事業が中止を余儀なくされてきました。
今年は、「うえるかむすぷりんぐコンサート」から事業を再開したいと考えています。コロナ禍の中、「できない」から「どうしたらできるか」と発想を転換し、活気ある稲津のまちづくりを進めていきたいと思います。皆さんのご理解、ご協力をよろしくお願いします。
(M)