心なごむお地蔵さん
いいなっつ日記
2022.08.03
陶芸作家
寺井 孝太さん (53歳) 羽広
多治見工業高校の窯業科卒業後、陶磁器意匠研究所で学び稼業の製陶業をしていました。
しかし、大病をしてあきらめかけていたところ、父に後押しされ粘土を丸めるところから始めてみました。25年前から羽広に「とんぼ館 小里工房」を開き、最初は失敗の連続でしたが、やっと軌道に乗ってきました。乾いたものを素焼きし釉薬をかけ、ガス窯で還元焼成と言う製法で18時間焼きます。1時間ごとに温度管理をして1、200度まで温度を上げていきます。
2人の娘はこの仕事に興味はなく違う仕事をしていますが、ネイリストの二女とコラボしたフクロウや、子どもに人気の型で金色は金運・ピンク色は恋愛運とユニークな作品もあります。手作りなので全て表情が違います。美濃焼祭りや、干支の時期は忙しいです。
また、30年空手をやっていて、南中学校の武道場で30名ほどに教えています。空手のおかげで今の自分があると思っています。
ガス窯
中の台がレールを使って外に出て、作品を並べやすいようになっています。
たくさんのガスボンベが必要なんですね。
大きなお地蔵さんは友人とのコラボ作品です。
やさしい顔に癒されます!
年末は、干支づくりで忙しいです。
目や模様を入れます。
フクロウは、なぜかおじさん方に人気です。
次はだれかな?
籠の中で出番を待っています。
世界の平和、皆さんのしあわせを願っています。
ユニークなモアイゾウもありました。
常にあたらしいものを考えています。