古来、日本人は桜を愛で、想いを託してきました。パッと咲いてパッと散る潔さが心情を揺さぶるのでしょうか…。
「散る桜残る桜も散る桜」子どもたちと無邪気に遊んだ良寛さんの辞世の句です。満開に咲き誇っている花もやがては散る、人間は等しくやがては死を迎えるということでしょうか。私たちは限られた「いのち」を生きています。その限られた時間を悔いのないように精いっぱい過ごすには…。

今年の桜は昨年より十日ほど遅咲きで、四月十二日の寿大学始業式には満開の桜が華を添えてくれました。
今年の大学生は七十三名。「生涯青春」をモットーに年十回の学習会と卓球やコーラスなど五つのクラブ活動で二度目の青春を謳歌しています。
四囲の山々は新緑が滴り爽やかな風が吹き渡っています。春は心浮き立つ季節です。
公民館ではこれから、いろいろな学級や講座・教室が始動いたします。老いも若きも、男も女も、このアクティブな季節に心をリフレッシュしてチャレンジしてみませんか。
お待ちしてま～す！
 （Ｋ）