• 文字サイズ
  • a
  • a
single posts and attachments

瑞宝双光章 受章


瑞宝双光章 受章

防衛功労 元1等海尉

須藤 謙二さん (61歳)  五郷

 この仕事に誇りを持っているので名誉ある章を頂けた事はとても嬉しいです。
 高校を卒業して1年は家業の瓦屋で働いていましたが、海の仕事がしたいとの想いがあり自衛隊に入隊しました。
 教育、訓練を受けるうちに潜水部隊のことを知りこの隊を希望し、潜水士の資格を取りました。
 潜水士の仕事は、主に海中における爆発性危険物の調査及び処分です。戦争中に海底に設置された爆弾「機雷」を見つけて処理をします。また、東日本大震災の時は災害派遣で3ヶ月間、行方不明者の捜索にあたりました。
 この仕事は自分に合っていたと思います。だから最後まで続ける事が出来ました。
 地元に戻ってからは、たまに「父ちゃんカレー」を作って家族にふるまっています。自衛隊では毎週金曜日はカレーの日でとても美味しいカレーでした。

退職する前、記念に写真館で写してもらいました。バックの白い線は、自衛艦旗をイメージしたもので、

写真館の方が入れて下さいました。

自衛隊は教育がしっかりしています。自身が分隊長の時は、箸の持ち方や洗濯のしかたから教えました。

退職後は、スキルを生かし潜水漁師になりたいと思っていましたが、年収が少ないと聞き

断念しました。

稲津へ戻ってからは、子どもと接する仕事がしたいと麗澤や瑞浪高校、今は稲津小学校の校務員をしています。

船は全長50m、45名乗り、各部隊3隻所有しています。

初めの頃はセーラーを着ていたそうです。

この中に須藤さんも写っているそうですよ。

gototop 明日の稲津を築くまちづくり推進協議会