寿大学
館長コラム
2024.07.31
<寿大学>
寿大学の大学生の笑顔が戻ってきています。
幕末に江戸時代の儒学者として活躍し、渡辺崋山や佐久間象山などに大きな影響を与えた美濃国岩村藩出身の佐藤一斎という人がおりました。佐藤一斎の著書「言志四録」の中で、「若くして学べば、壮にして為すことあり。壮にして学べば、老いて衰えず。老にして学べば、死して朽ちず」という有名な言葉があります。この言葉は小泉純一郎元首相の座右の銘にしていたといわれています。この言葉は公民館の主目的である生涯学習の神髄を言い表しています。日本は今超高齢化社会に突入しています。
寿大学は卒業式のない学校です。どうかいつまでも健康で2度目の青春を謳歌されますようご祈念申し上げます。
瑞浪市内の寿大学は学生数の減少が課題となっていますが幸いにも稲津寿大学は各種クラブへの加入により増加傾向にあります。これからも稲津公民館に寿大学生の笑顔と歓声が響き渡るよう、そして新入学生が多く加入されるよう期待しています。
新型コロナウイルスが静かに猛威を振るっています。多くの罹患者が出ているにもかかわらず新聞紙上をにぎわすことがなくなりました。皆さん今一度気を付けてください。