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年中行事と日本の心


2016.12.20

  年中行事と
   日本の心

古来、年中行事が日本の心を連綿と養ってきたといっても過言ではありません。
記憶は定かではありませんが、今から二十数年前に永六輔氏の講演を聞いたことがあります。
永さんは「日本は年末年始の十日間位に、キリストの誕生を祝い、寺で除夜の鐘をつき、神社に初詣をする。とても不思議な国民である。しかし、その融通無碍さが今の日本の繁栄の基である」という趣旨の話をされました。確かに世界の紛争、戦争は宗教間の対立によるものが多いのです。あの聖徳太子も十七条の憲法で「和をもって貴し」と説かれていますが、元々日本は平和を愛する国であると思います…。
年中行事は文化や季節感を大切にして、暮しや人生を彩るものです。年中行事は、年中ありますが、殊に年末年始は宝庫です。
新春に行う「みんなで楽しいお正月」は8回目を迎えます。行事食も味わうことで、正月の良さを子どもに体感してもらおうと思っています。
イヤ、新春早々大上段に振りかぶってしまいましたが、本年も変わらぬご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
 (K)

  
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