師走
館長コラム
2020.12.03
令和2年12月号
師走
師走
12月は「師走」、「お坊さんが走る」、「教師が走る」などと言われ、忙しくなる年の瀬の由来。季節は仲冬。
今年の暦では、7日が「大雪」山々は雪深く、北国では平地にも雪が降る季節。21日が「冬至」1年でもっとも夜が長く昼が短い日。このため古くから「太陽が復活する日」として世界各国で祝いの行事も行われました。また風の予防のための柚子湯は江戸時代に始まったともいわれています。冬至には「ん」のつく食べ物を食べると幸運が来ると言われています。南瓜(かぼちゃ)、レンコン、銀杏、うどんなどが代表的な食べ物です。
その他にも、大掃除の由来となったと言われ、平安時代の宮中行事が始まり、江戸時代に庶民にも伝わったとされる「煤払い」行事、新年に幸運をもたらすとされている歳神様をお迎えする門松、注連飾り、鏡餅など「正月飾り」など準備に忙しい月です。お身体をご慈愛され、清々しい新年をお迎えください。
(M)