2月の稲津さん 【学童のおかあさん「山ちゃん」】
2021.02.03
2月の稲津さん
山村 智子さん (54歳) 放課後児童育成支援員
子ども達から「山ちゃん」の愛称で呼ばれている山村さんは、以前は瑞浪小の学童に勤務していましたが、稲津から通う親御さんから“稲津に学童を”と要望があり、立ち上げから奔走され、2005年4月からは稲津小にあるぺんぎん学童クラブの支援員をしてみえます。
下校した子どもたちが迎えを待つ間、支援員の皆さんは勉強のサポートや遊びも一緒にしています。学年がばらばらなので大変だそうです。
「学童は放課後の家、昼間の兄弟と言われていますが、最近は卒業した子ども達が実家のように連絡をしてくれたり、アルバイトに来てくれるようになってとても嬉しいです。」と話していました。
立ち上げの時に、なかなか場所が見つからず、当時校舎の一角に学童がある所はなく難色をしめされましたが、稲津町の方々のおかげで平成17年4月に開所することができました。
資金がなく、親御さんなどから食器棚や小物など家にあるものを持ち寄ってなんとか形にしました。
10年過ぎたころから時代と共に、子どもの人数も増えて運営が円滑になって来ました。
時間、約束は守りましょう。
「お帰りなさい」
下校時には、学童の子ども達で並んで来ます。
カバンをしまい、タオルをかけて手を洗い、おやつタイムです。
コロナで衝立たてて宿題します。
全員揃うと座れないので、学校からの配慮で隣の部屋を使わせてもらっています。
資金不足の時期には、文化祭にバザーを開かせていただき、稲津町の皆さんに助けて
いただき感謝しています。