弥生
館長コラム
2021.03.05
令和3年3月号
弥生
3月は「弥生(やよい)。」弥生の「弥」とは「ますます」という意味、草木がますます生い茂る月を表すそうです。季節は仲春。
3日は「ひなまつり」別名「桃の節句」。女の子の健やかな成長と幸福を願う行事と親しまれていますがその起源は厄払いの風習と言われています。
今年は5日が「啓蟄」、冬眠から目覚めた虫たちが穴から顔を出す頃。「啓」とは開く、「蟄」は土の中に閉じこもっていた虫(蛇や蛙)との意味で虫達も春の息吹を感じ始める季節を迎えます。
下旬からは日本の南から日本の国花「桜」の開花の便りが届き始めます。小里城跡からの桜の便りはいつ届くのでしょうか。
さて、3月は卒業式を迎えます。別れと同時に高校受験、大学受験そして就職と新たな出会いが始まります。今までの友を大切にするとともに新しい友を見つける旅が始まります。卒業生の皆さんの未来に幸多かれとエールを送ります。
(M)