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コミュニティスクール


2021.12.03

令和3年12月号 

コミュニティスクール

コミュニティスクール

 毎週土曜日はスポーツ少年団の野球に関わってきた。今は若手指導者が頑張ってくれている。あの頃は稲津小学校の校庭に3学年で100人近くの子どもたちが汗を流し、真っ黒に日焼けした顔で白球を追っていた。どの学年も2チーム作れるほど多くの子どもたちがいた。
 今は稲津小だけではチームが作れず、他の学校と合同チームとして活動していると聞く。生活様式の変化と少子化の波がスポーツ少年団にも押し寄せてきているのだろう。団員の減少は寂しい限りである。
 一度、スポーツ少年団の役員の頃、教育委員会に入団申込書を学校から配布できないかお願いしたことがある。「教師の負担が増えることはできない。」との回答があった。現在は少し改善されたとも聞くが教育現場の働き方改革はここまで来ているのだろうか。昔のように優勝すれば嬉しそうに学校へ報告する子どもの姿が今はあるのだろうか。
 令和3年度は釜戸小、稲津小では学校と地域が良好な関係の中、コミュニティスクールが始まった。近い将来市内すべての小中学校でコミュニティスクールが始まる。学校と地域が子どものためを第一に考え、両者がそれぞれの立場で責任を持ち、信頼関係の構築こそがコミュニティスクール成功への一歩ではないだろうか。
 (M)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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