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故郷探訪 小里城


2022.04.04

令和4年4月号 

故郷探訪 小里城

故郷探訪 小里城

 令和4年度が幕を明けた。新年度稲津のまちづくり推進協議会は、4月2日に城山安全祈願、9日に屏風山山開きから始まる。
 県道20号線瑞浪大野瀬線1号大橋手前から登山道に入り、織旗の間をくぐりながら10分ほどで石垣が積まれた開けた平地の大手門跡と御殿場跡に到着。ここで少しの休憩後いよいよ本格的に山道を登る。登山者とあいさつを交わし、道を譲り合いながら急な斜面を登ること約30分、標高約450メートル、かなり疲労が残る頃山頂に到着する。そこには苔むした高さ3メール程の石垣(天守台)が現れる。
 小里城は、織田信長と武田信玄の戦いの織田方の最前線基地となった山城と言われている。小里城は戦国時代に小里光忠が築いたと伝わり、江戸時代初期まで小里氏の居城であったと伝わっている。
 天守台の中央に小さな祠「小里城山神社」が鎮座し、登山者の安全を見守ってくれています。
 小里氏の殿様は小里村の農村風景、春は緑広がる田、秋は黄金色に輝く稲穂を眺めてみえたのだろうか。
 小里城跡の周辺は保安林が多く、発掘調査も難しいと聞く。謎に包まれた小里城跡の山頂から眼下に広がる稲津の風景を眺めながら、歴史ロマンに想いを描いてみてはいかがでしょうか。
 3月から4月には御殿場に桜の花が満開です。是非お出かけください。               (M)

 

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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