故郷探訪 稲荷神社
2022.06.03
令和4年6月号
稲津町には神社庁に登録された「荷機稲荷神社」「小里八幡神社」「若宮八幡神社」「白山神社」「萩原八幡神社」の5社あります。
金弊社荷機稲荷神社の鎮座地は古くから伏見稲荷大明神の御使者の白狐の御来泊所と言い伝えられる幾多の霊穴があり、縁起の良い穴として信仰が寄せられていました。
300年近く前、長い凶作が続き、村人・農民は飢えに喘いでいました。農民たちは村内安全、五穀豊穣祈願のため霊穴の上に稲荷大明神を奉祀したところ次第に豊作になってきた。これが稲荷神社の始まりと聞いています。
その後、天明の大飢饉に際し、京都伏見稲荷本社より御分霊をお迎えするため小里村、須之宮村、羽広村の代表が懇望し、文化元年に御分社神爾等を戴き、新たに社殿を造営するに至りました。
社格は金弊社(岐阜県独自の制度)で毎年3月第1日曜日に開催される初午大祭には献幣使が使者として訪れる格式高い神社です。初午大祭では境内に多くの露店が並び町内外から多くの参拝者が訪れます。
また、毎月第1日曜日にはそれぞれの地区の講の代表が訪れる「月参講」は昭和27年から始まり770回を超えて開催されています。御朱印もあります。
稲津まちづくり推進協議会のイメージキャラクターの「きつねちゃん」も稲荷神社の白狐がモチーフになっています。稲津を代表する社です。
(M)
3月第一日曜日に開催される初午大祭の様子。(2015年3月6日)
茅の輪くぐり
八幡神社(2021年1月1日)