打ち上げ花火
館長コラム
2022.09.05
令和4年9月号
打ち上げ花火
猛暑日が続いた8月を乗り越え、「セミ」の声から「鈴虫」「コオロギ」などの虫の声に変わりつつある今日この頃。秋の訪れを感じる季節がやって来ました。
ひと月前の7月30日は3年ぶりの町民夏まつりを開催する予定でしたが新型コロナウイルスが爆発的な猛威を振るう中、土壇場で中止せざるを得ない苦渋の決断をしました。
麗澤瑞浪中学・高等学校太鼓部、出店にご協力いただきました関係各位の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。また盆踊りでまつりを盛り上げていただく予定であった「寿大学」、「バサラいなづま」の皆さんに感謝申し上げます。
しかし187件もの多くの皆さまに協賛いただいたご厚志を無にすることなく「祈願打ち上げ花火」のみ実施することとしました。
当日は、公民館に100名近くの家族連れが密にならないように見学されてみえました。稲津小学校、会場の瑞浪南中学校で見学された方々、また小里城跡の山頂で写真を撮られた方もみえたようです。当初15分の予定の花火も無風状態であったこと、時間的余裕もあったことから30分間も夜空を彩ることができました。こうした姿を見て、来年こそは「稲津町民夏まつり」「打ち上げ祈願花火」を完全な形で実施したいと決意を新たにしました。来年度以降も多くの皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願いします。
(M)