稲津小学校「命の日」
2023.10.06
10月6日
小学校で毎年行われる「命の日」に合わせて、稲津小学校150周年記念の行事が行われました。
体育館で高学年と低学年の2回に分け、校長先生の作られた資料を見ながら「生きる事・命をつなぐこと」についてパネルディスカッションが行われ、公民館長、区長会長、まちづくり理事長、まちづくり副理事長の4人がパネリストとして出席しました。
パネリストの簡単な紹介
12年前の事故。これをきっかけに「命の日」が作られました。
「子どもたちは、シートベルトのおかげで全員無事でした。」の話に、低学年の子供達から拍手が起こりました。
150年の人のつながりに、「えー、多すぎる!」と驚きの声があがりました。
長命の成り立ちをはじめて知りました。
旧校舎の門が公民館の入口に残っています。
正門の鬼がわらが、学校の玄関にあります。
当時の、半鐘と二宮金次郎像も残っています。
旧校舎は「なつかしい。木の建物であたたかみがあった。」「いたずらをして、ローカに立たされていた。棒で頭を叩かれた。」
「大人になってあらためてすごい校舎だと思った。子どもの頃の文集、全部手書きでニックネームなどもかいてあった。」
「冬は、ダルマストーブでした。亜炭を燃料にしていました。」
「小里川は白くにごっていた。そこで泳いだりした。」
「魚が、今より大きかった。」「砂埃が立つような道で、だんぼばかりだった。」
「稲荷神社のお祭りは、農協あたりから上までお店がびっしりだった。」
陶土や陶磁器を運ぶためにロープウェーがあったそうです。
小学校の上も通っていたそうです。
これには、子ども達の歓声が上がりました。
公民館へ入る所の交差点。
町民の寄付で小学校を建てたり、消防団が火事や災害の時には活躍したり、
みんなの力で稲津町が続いて来ているのですね。
「友達を大切にして欲しい。」「後悔しないでほしい。」
「150年の歴史があって今の稲津があるんだと思いました。有り難うございました。」
低学年には、少しやさしく分かりやすくお話しました。