歳神様
館長コラム
2024.12.25
歳神様
歳神様
あけましておめでとうございます。清々しい新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
「八百万の神」、日本では大古の昔から多くの神様がいると考えられてきました。山の神様、海の神様。田畑の神様、日常生活にも常に神様が宿っていると言われてきました。お正月の代表的な神様として「歳神様」がみえます。
門松やしめ飾り、鏡餅の正月行事には大切な意味があると言われています。本来お正月とは新しい年に幸運をもたらす「歳神様」をお迎えする行事とも言われてきました。
①門松…歳神様が迷わず降りてくるときの目印
②しめ飾り…歳神様を迎える神聖な場所
③鏡餅…歳神様に捧げる食べ物
④おせち料理…歳神様と一緒にいただく食べ物
⑤お雑煮…歳神様の魂が宿った餅を煮込んで作る正月料理など歳神様に関する行事やしきたりが数多く存在します。
歳神様は先祖の霊ともいわれています。お正月は先祖の霊を神様としてお迎えする日とされてきました。先祖の霊は春には田の神に秋には山の神に姿を変えて我々の近くで見守ってくれているのかも知れません。
歳神様は1月1日の「お正月」から7日の「松の内」まで滞在すると言われています。
今年の最初の公民館行事は「みんなで楽しいお正月」ボランティアに支えられて子どもたちの笑顔が見えることを期待しています。
今年も笑顔で過ごせる1年であることをご祈念申し上げます。
(M)
R5年 みんなで楽しいお正月